大学

選択した講義科目の内容です

2024
印刷
講義科目名称 :
親鸞と現代
英文科目名称 :
 
授業コード :
L307 L308 
開講期間 配当年 単位数 科目必選区分
半期  1年次  2単位  必修 
担当教員
花山 孝介 
科目ナンバリング:1L151S  実務経験:あり  アクティブラーニングの導入:なし  授業時間外学習時間:4時間/週 
添付ファイル
授業種類
ディプロマポリシーと当該授業科目との関連
□専門分野における発想や表現の基本的な能力の獲得
■自己の存在を認識し、創作・研究に向かうこと
□広く社会を認識し、深い創作・研究に向かうこと
□自らの創作・研究を他者に伝えるコミュニケーション能力の獲得
□分野を横断した視野を持ち、積極的に人や社会と関わる能力の獲得
授業形態
■講義
□演習
□実験・実習
科目区分
■基礎科目
□基幹科目
□専門講義・実習科目
□領域別専門科目
□プロジェクト科目
□資格科目(教職課程)
□資格科目(学芸員課程)
授業のテーマ
親鸞の教えに学ぶ
授業の達成目標
「親鸞の教えに学ぶ」ことは、単なる過去の偉人伝を学ぶことではありません。日々の生活の中で何気なく感じる不安や苦悩を抱えながら生きる私たちに、一人一人の存在の尊厳性に目覚めることが願われ、人間として生きることが出来る道を学びます。
授業科目の概要
宗教は怖い、洗脳されるのではないかという不安感が社会の中で理解されています。確かに、日常生活の中で宗教に触れることがなければ、その不安感は当然かもしれません。しかし、その漠然と理解しているイメージと実際の仏教や真宗で語られる内容は一緒なのか、それとも違うのかを確かめることが必要になってきます。
この授業では、親鸞という一人の人間の生涯を通して、苦悩を抱える中で生きる意味や互いの関係性が見出せず、生きづらさを感じながら生きている私にとって、その不安と孤独に向き合いながら、一人の人間として生まれた意義・人間として生きることの大切さを親鸞の教えに共に学びます。
授業計画
第1回 「建学の精神:同朋和敬」-この大学で学ぶことの意味ー 
 
第2回 「親鸞と現代」序説①-釈尊に学ぶ1- 
 
第3回 「親鸞と現代」序説②-釈尊に学ぶ2- 
 
第4回 「親鸞と現代」①-誕生:ひととうまれてー 
 
第5回 「親鸞と現代」②-出家:人生における決断ー 
 
第6回 「親鸞と現代」③-修行:孤独に向き合う・自分と向き合うー 
 
第7回 「親鸞と現代」④-参籠:人間成就の道を求めてー 
 
第8回 「親鸞と現代」⑤-値遇:人と人との本当の出遇いー 
 
第9回 「親鸞と現代」⑥-弾圧:国家と宗教ー 
 
第10回 「親鸞と現代」⑦-夫婦:親鸞と恵信尼ー 
 
第11回 「親鸞と現代」⑧-信頼:仲間との出遇いー 
 
第12回 「親鸞と現代」⑨-親子:悲しみを縁としてー 
 
第13回 「親鸞と現代」⑩-使命:教えを伝えるー 
 
第14回 「親鸞と現代」⑪-入滅:自分を生きるー 
 
第15回 総括(まとめ) 
 
授業時間外の学習
事前にテキストを読んでおいてください。
テキスト
はじめて読む親鸞聖人の生涯(東本願寺出版部)
参考書・参考資料等
授業ごとにレジュメを用意します。
履修上の注意
必ずテキストは持参してください。私語は厳禁です。暗記するための授業ではありません。主体的な学びをしてください。
人数制限、必要スキル
 
授業で使用するソフト等
 
成績評価の方法・基準
出席は毎回取ります。
試験は、レポート試験です。試験内容については、改めてお伝えします。
評価は、講義内容を通して、どれだけ自分の課題として受け止め、それを自分の言葉で論述出来ているかで評価します。
課題に対するフィードバックの方法
必要に応じて質問に答える。