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選択した講義科目の内容です

2024
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講義科目名称 :
情報表現Ⅰ-A
英文科目名称 :
 
授業コード :
P1196 P635 P642 P643 
開講期間 配当年 単位数 科目必選区分
半期  1年次  8単位  必修 
担当教員
はまだのりこ、ペルティエ・ジャンマルク、加治屋 弘樹、山口 愛加、岩崎 宏俊、平野 真美、掛布 裕太、柳生 淳樹、津田 純人、漆脇 美穂、田中 雄介、鍜島 康裕 
科目ナンバリング:9P1273  実務経験:あり  アクティブラーニングの導入:あり  授業時間外学習時間:4時間/週 
添付ファイル
授業種類
ディプロマポリシーと当該授業科目との関連
■専門分野における発想や表現の基本的な能力の獲得
□自己の存在を認識し、創作・研究に向かうこと
□広く社会を認識し、深い創作・研究に向かうこと
■自らの創作・研究を他者に伝えるコミュニケーション能力の獲得
■分野を横断した視野を持ち、積極的に人や社会と関わる能力の獲得
授業形態
□講義
■演習
□実験・実習
科目区分
□基礎科目
□基幹科目
□専門講義・実習科目
■領域別専門科目
□プロジェクト科目
□資格科目(教職課程)
□資格科目(学芸員課程)
授業のテーマ
これから表現者を目指すための第一歩として、基礎技術だけでなく、必要なプレゼンテーションの経験、ものづくりの考え方、視覚コミュニケーションの基礎、などを習得する。
授業の達成目標
この科目では、表現者にとって不可欠なスキルを身につける。

【グラフィックデザイン基礎 Ⅰ(図形)】
ベクターグラフィクスの基礎を学びながら、アイコンやロゴの制作を通して一目で伝わるデザインに挑戦する。

【グラフィックデザイン基礎 Ⅱ(文字)】
文字組やタイポグラフィの基礎を習得して、見やすい、読みやすい文字のデザインを学ぶ。

【グラフィックデザイン基礎 Ⅲ(画像)】
画像編集ソフトウェアの基礎を学んで、画像データの編集と加工を習得する。

【描写基礎】
対象をどのように見て、観察し、知覚するのか。そして描写へと変換させる基本を学び習得する。

【アイデアトレーニング】
クリエイターに不可欠なアイデアの発想法について研究する。

【撮影基礎 Ⅰ】
⼀眼レフカメラの使⽤⽅法をはじめ、レンズ効果及び絞り・シャッタースピードなど写真撮影に必要な基礎知識と技術を習得する。

【撮影基礎 Ⅱ】
スタジオ撮影において重要なライティング効果を学び、実践的な表現方法や撮影技術を習得する。

【基礎演習 Ⅰ(デザインの過程)】
グループワーク、アイデア出し、テスト、評価、改善と言ったデザイン現場での制作過程を体験する。

【基礎演習 Ⅱ(リサーチの技法)】
身の回りのさまざまなテーマに関して文献検索し、その結果を発表することを通して、社会に眼を向け伝える力を鍛える。
授業科目の概要
この科目は曜日によって学ぶ内容が変わる。また、7週の授業が学期の前後で入れ替わって、合計で9つの授業で構成されている科目になる。この11の授業は4つの大きな分野に分類されている。

- グラフィックデザイン:情報を視覚的に伝えるためのスキルを習得する。
- 撮影:現実を撮影するスキルを身に着ける。
- 描写:想像力と観察力を養う。
- 基礎演習:思考力を鍛える。

1年生の後期から専門分野に進み始めるが、本科目では最も基本的で情報表現領域の学生全員に必要なスキルと思考を教える。

【グラフィックデザイン基礎 Ⅰ(図形)】
「形」で情報を伝えるための技術を学び、Adobe Illustratorの基本操作も習得する。

【グラフィックデザイン基礎 Ⅱ(文字)】
印刷物、ポスター、スクリーンなど様々な場面で使われる「文字」をどう見せるか、基本的な法則と技術を習得する。

【グラフィックデザイン基礎 Ⅲ(画像)】
Adobe Photoshopの基本操作を学び、ビットマップ画像を効果的に加工する技術を学ぶ。

【描写基礎】
鉛筆デッサンを基本とし、道具の準備、鉛筆の使い方、対象の観察方法など、デッサンの基本と発展について習得する。

【アイデアトレーニング】
毎回別のテーマに対してコンセプトメイクを行い、ビジュアル作品を制作する事でディレクション能力を養う。

【撮影基礎 Ⅰ】
さまざまなビジュアル表現をする上で、一つの手段として写真は重要な役割を果たす。 また、場合によってはコミュニケーションの良し悪しに大きく影響することもある。 その写真について、基礎的な知識・テクニックを学ぶ。

【撮影基礎 Ⅱ】
撮影基礎Ⅰで習得したことをもとに、静物撮影を通してさらに写真表現の発想方法や技術のスキルアップを図る。

【基礎演習 Ⅰ(デザインの過程)】
グループで新しいボードゲームを制作する事によって、多くの分野のデザインに共通しているプロセスを体験する。

【基礎演習 Ⅱ(リサーチの技法)】
グループ毎にテーマを設け、一次資料・二次資料を活用し、テーマの概要、歴史や語源、代表的な議論などをリサーチする。収集した情報を分析・評価し自らの意見を文書にまとめ発表する。
授業計画
  グラフィックデザイン基礎 Ⅰ(図形)〈山口、柳生〉 
第1週 授業の説明、ソフトウェアの基本操作説明と練習
第2週 ソフトウェアの基本操作説明と練習、課題制作
第3週 ソフトウェアの操作説明と練習、課題制作
第4週 ソフトウェアの操作説明と練習、課題制作
第5週 課題制作
第6週 課題制作
第7週 課題制作と講評 
  グラフィックデザイン基礎 Ⅱ(文字)〈はまだ〉 
第1週 授業の説明、ソフトウェアの基本操作説明と練習
第2週 ソフトウェアの基本操作説明と練習、課題制作
第3週 ソフトウェアの操作説明と練習、課題制作
第4週 ソフトウェアの操作説明と練習、課題制作
第5週 課題制作
第6週 課題制作
第7週 課題制作と講評 
  グラフィックデザイン基礎 Ⅲ(画像)〈掛布〉 
第1週 授業の説明、ソフトウェアの基本操作説明と練習
第2週 ソフトウェアの基本操作説明と練習、課題制作
第3週 ソフトウェアの操作説明と練習、課題制作
第4週 ソフトウェアの操作説明と練習、課題制作
第5週 課題制作
第6週 課題制作
第7週 課題制作と講評 
  描写基礎〈岩崎〉 
第1週 授業説明。観察と描写についての導入
第2週 デッサン①
第3週 デッサン①
第4週 デッサン① 講評
第5週 デッサン②
第6週 デッサン②
第7週 デッサン② 講評 
  アイデアトレーニング〈津田〉 
第1週 課題説明。テーマ①出題
第2週 テーマ①講評。テーマ②出題
第3週 テーマ②講評。テーマ③出題
第4週 テーマ③講評。テーマ④出題
第5週 テーマ④講評。テーマ⑤出題
第6週 テーマ⑤講評。テーマ⑥出題
第7週 テーマ⑥講評。総評。まとめ。 
  撮影基礎 Ⅰ〈漆脇、田中〉 
第1週 写真表現の基礎知識、カメラの基本操作
第2週 撮影基礎テクニック(レンズ効果、絞り、光の⾒⽅など)
第3週 撮影基礎テクニック(シャッタースピード、WB、ISOなど)
第4週 テーマ撮影1(野外撮影実習)
第5週 テーマ撮影2(野外撮影実習)
第6週 写真におけるコンピュータの基礎
第7週 講評(プレゼンテーション) 
  撮影基礎Ⅱ〈漆脇、田中〉 
第1週 スタジオ撮影の基礎知識
第2週 静物のスタジオおよびロケーション撮影実習1
第3週 静物のスタジオおよびロケーション撮影実習2
第4週 人物のスタジオおよびロケーション撮影実習1
第5週 人物のスタジオおよびロケーション撮影実習2
第6週 写真データ整理・コンタクトシート作成
第7週 講評(プレゼンテーション 
  基礎演習 Ⅰ(デザインの過程)〈ペルティエ、加治屋〉 
第1週 デザインとは何か?、ボードゲームについて調べる
第2週 発想法、ブレーンストーミング
第3週 プロトタイプ制作
第4週 反復型開発の手法、アルファ版制作
第5週 アルファ版の検証
第6週 ベータ版制作
第7週 ベータ版の検証 
  基礎演習 Ⅱ(リサーチの技法)〈鍜島、平野〉 
第1週 授業説明、グループ分け、キーワードの選定
第2週 キーワードの下調べ、テーマの設定
第3週 リサーチ1、発表
第4週 リサーチ2、発表
第5週 リサーチ3、発表
第6週 ポスター制作
第7週 ポスター発表 
授業時間外の学習
本科目は様々な授業で構成されているが、どれも授業時間外で課題制作に学生が積極的に取り組む前提で行われる。授業時間で他の学生と教員とのやり取りを有効活用できるように、授業時間外では作品を磨き上げたり、素材を集めたり、必要な情報を調べたりする。
テキスト
特に用いない。プリント、スライド、参考資料、板書などを通じて提示する。
参考書・参考資料等
必要に応じて各授業で紹介する。
履修上の注意
必要に応じて各授業で説明する。
人数制限、必要スキル
 
授業で使用するソフト等
Adobe Bridge、Adobe Illustrator、Adobe Photoshop
成績評価の方法・基準
授業への積極的な参加、課題制作評価、プレゼンテーション、レポート
課題に対するフィードバックの方法
日常的なメールとTeamsによるコミュニケーション及び適宜面談。