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選択した講義科目の内容です

2024
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講義科目名称 :
領域横断選択演習A-201(人物デッサン)
英文科目名称 :
 
授業コード :
P1144 
開講期間 配当年 単位数 科目必選区分
半期  1  2  選択 
担当教員
小林 亮介 
   実務経験:あり  アクティブラーニングの導入:あり  授業時間外学習時間:4時間/週 
添付ファイル
授業種類
ディプロマポリシーと当該授業科目との関連
■専門分野における発想や表現の基本的な能力の獲得
■自己の存在を認識し、創作・研究に向かうこと
□広く社会を認識し、深い創作・研究に向かうこと
■自らの創作・研究を他者に伝えるコミュニケーション能力の獲得
□分野を横断した視野を持ち、積極的に人や社会と関わる能力の獲得
授業形態
□講義
■演習
□実験・実習
科目区分
□基礎科目
□基幹科目
□専門講義・実習科目
■領域別専門科目
□プロジェクト科目
□資格科目(教職課程)
□資格科目(学芸員課程)
授業のテーマ
人体デッサン
人体の形態把握の方法と描き方を学ぶ
授業の達成目標
人体の形態や特性を把握することは、絵画や彫刻にとどまらず、幅広い分野で役立つ。
特にマンガやアニメーションでは人体を描くことが必須であり、様々な条件下での人体表現が欠かせない。
この授業では「人体」のプロポーションを正確に把握し描くことを目指し、計測法や描画法を指導する。
美術、マンガ、アニメーション分野にとどまらず、他の分野からも積極的に受講してほしい。
授業科目の概要
人体は静物とは異なり、ただ正確に形を掴めれば良いというものではない。いわゆる「ムーヴマン(動勢)」を把握し表現することが必須であり、そのために、クロッキーを適宜織り交ぜながら、生きた線の描き方も身に付ける。さらに、人体を描く上で欠かせない重要な要素である「骨格と筋肉」について学び、肌の色あいと質感の描出についても学ぶ。
基本的に1枚のデッサンを完成させることを軸に、随時、多様なポーズによるクロッキーを挿入し、レクチャーや中間講評を織り交ぜながら進行する。レクチャーでは、特に見る位置によって人体のプロポーションがどのように変化して見えるかについて、6箇所の異なる位置からの参考画像を提示しながら解説を行う。
授業計画
第1週 レクチャー、用具の解説、クロッキー 
人体デッサンについてのレクチャー、簡単な用具の説明の後、クロッキーを行う。 
第2週 ポーズ固定、描く場所の決定、エスキース 
自分の席以外の場所からもクロッキーを重ね、モデルと自分の位置関係を把握する。
モデルの形態が十分に把握できた学生から木炭紙大の用紙を用いて下描きを行う 
第3週 下描き、画用紙(木炭紙)を用いた描画 
下描きの段階で十分に修正を行い、画用紙(木炭紙)を用いた描画に入る。 
第4週 デッサン 
必要に応じて随時レクチャーを行う。 
第5週 デッサン・クロッキー 
固定ポーズを中断し、モデルに多様なポーズをとってもらいクロッキーを描く。 
第6週 デッサン 
対象を計測し、修正を加えながら描画を継続する。 
第7週 中間講評 
講評の後、デッサンを継続する。 
第8週 デッサン 
対象を計測し、修正を加えながら描画を継続する。 
第9週 デッサン・クロッキー 
固定ポーズを中断し、モデルに多様なポーズをとってもらいクロッキーを描く。 
第10週 デッサン 
対象をよく観察し、随時修正を加えながら描画を継続する。 
第11週 デッサン 
対象をよく観察し、随時修正を加えながら描画を継続する。 
第12週 中間講評、クロッキー 
描画を継続する。
固定ポーズを中断し、モデルに多様なポーズをとってもらいクロッキーを描く。 
第13週 デッサン 
対象をよく観察し、随時修正を加えながら描画を継続する。 
第14週 デッサン 
対象をよく観察し、随時修正を加えながら描画を継続する。 
第15週 講評 
この講座で描いた作品の講評を行う。
講評後は作品を提出する。 
授業時間外の学習
人体の構造について調べる。クロッキーを行う。
テキスト
なし
参考書・参考資料等
参考作品等を随時提示する。
履修上の注意
デッサンは集中力を必要とするので、体調を整えて臨んでほしい。
人数制限、必要スキル
28名、デッサンの経験の有無は問わない。
授業で使用するソフト等
 
成績評価の方法・基準
課題作品の提出(50%) 平常点(20%) 授業態度(10%) 制作に取り組む意欲(20%)
課題に対するフィードバックの方法
授業中のアドバイスや講評により、フィードバックを行う。