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選択した講義科目の内容です

2024
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講義科目名称 :
領域横断選択演習A-202(静物デッサン)
英文科目名称 :
 
授業コード :
P1145 
開講期間 配当年 単位数 科目必選区分
半期  1  2  選択 
担当教員
植田 浩 
   実務経験:あり  アクティブラーニングの導入:あり  授業時間外学習時間:4時間/週 
添付ファイル
授業種類
ディプロマポリシーと当該授業科目との関連
■専門分野における発想や表現の基本的な能力の獲得
■自己の存在を認識し、創作・研究に向かうこと
■広く社会を認識し、深い創作・研究に向かうこと
■自らの創作・研究を他者に伝えるコミュニケーション能力の獲得
■分野を横断した視野を持ち、積極的に人や社会と関わる能力の獲得
授業形態
□講義
■演習
□実験・実習
科目区分
□基礎科目
□基幹科目
■専門講義・実習科目
□領域別専門科目
□プロジェクト科目
□資格科目(教職課程)
□資格科目(学芸員課程)
授業のテーマ
静物や石膏像の観察を通して、フォーム、陰影の理解を深める。
授業の達成目標
学生が対象を観察する術を理解し、かたち・明暗を正確に組み立てることができる。
学生が描画道具の特性を理解・技能を駆使し表現することができる。
学生が質感・空間を表現するために、光を取り込んだ画面作りができる。

基礎知識を習得しその他制作への展開が出来るようになる。専門性の高い制作においてもデッサンで学習したこと活かしを制作することができるようになる。
授業科目の概要
この授業では、デッサンとはどのようなものか理解し、物事や事象のとらえ方・表現するための技法の基本の習得をする。今日、文章から画像を生成するような技術も存在し、描画道具を使用せずタブレットなどで絵を描くことも身近になった。デッサンをするということに向き合い作品作りを通して、そのような局面でもより大切にすると良いこと、作品作りに関わる基本を学ぶ。また一朝一夕にはいかない事柄と向き合い乗り越えることで、問題を解決する力を習得する。
授業計画
第1週 描画道具のポテンシャル 
描画道具で表現できることを学び、実践する。明暗を組み立てるために。 
第2週 描画道具のポテンシャルⅡ 
描画道具で表現できることを学び、実践する。明暗の序列を作る。 
第3週 描画道具のポテンシャルⅢ 
描画道具で表現できることを学び、実践する。質感表現のために。 
第4週 立体を描く 
平面に立方体を描く。円柱を描く。 
第5週 立体を描くⅡ 
平面に球を描く。質感を設定してみる。 
第6週 固有色に留意して描く 
光を利用して立体にすることを習得する。 
第7週 固有色に留意して描くⅡ 
光を利用して質感を描くことを習得する。 
第8週 台と平面 
モチーフを介して床を意図しながら立体表現する。また、固有色の幅に対応するよう留意する。 
第9週 台と平面Ⅱ 
モチーフを介して床を意図しながら立体表現する。また美意識を持って色幅・質の幅を扱う。 
第10週 台と平面Ⅲ 
モチーフを介して床を意図しながら立体表現する。色幅・質の幅を持ち完成度と向き合う。 
第11週 石膏像をとらえる 
描く対象を大きくとも、バランスのよく画面と向き合うことを学ぶ。 
第12週 石膏像をとらえるⅡ 
光に留意しながら、明暗を組み立てる力を習得する。 
第13週 石膏像をとらえるⅢ 
明暗を理解しながら、色幅を扱うことを実践する。 
第14週 石膏像をとらえるⅣ 
質感表現を駆使し、デティールを描くことを実践する。 
第15週 石膏像をとらえるⅤ 
色調・質感・構造をバランスよく意図し完成させる。 
授業時間外の学習
授業前に描画道具に不備が無いよう準備しておくこと。
制作が思うように進まなかった際は授業後など加筆を行うこと。
テキスト
特になし。
参考書・参考資料等
必要に応じてプリントを配布する。
履修上の注意
 
人数制限、必要スキル
20名
授業で使用するソフト等
 
成績評価の方法・基準
提出された作品70%、実技制作過程での研究態度や方法、造形上の認識度や理解度の度合いを30%として総合的に評価する。
課題に対するフィードバックの方法
講評会を行う