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選択した講義科目の内容です

2025
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講義科目名称 :
領域横断選択演習B-201(人物デッサン)
英文科目名称 :
 
授業コード :
P1010 P1013 
開講期間 配当年 単位数 科目必選区分
半期  1  2  選択 
担当教員
小川 嘉也 
   実務経験:あり  アクティブラーニングの導入:あり  授業時間外学習時間:90分/週 
添付ファイル
授業種類
ディプロマポリシーと当該授業科目との関連
■専門分野における発想や表現の基本的な能力の獲得
■自己の存在を認識し、創作・研究に向かうこと
□広く社会を認識し、深い創作・研究に向かうこと
■自らの創作・研究を他者に伝えるコミュニケーション能力の獲得
□分野を横断した視野を持ち、積極的に人や社会と関わる能力の獲得
授業形態【一つのみ選択】
○講義
●演習(実技科目、PJ、語学科目)
○実験・実習(教育実習、学芸員関連実習、フィールドワーク)
科目区分【一つのみ選択※教職/学芸員の科目は二つの場合あり】
□基礎科目
□基幹科目
□専門講義・実習科目
■領域別専門科目
□プロジェクト科目
□資格科目(教職課程)
□資格科目(学芸員課程)
授業のテーマ
人物デッサン。
人物デッサンを通じて、『動きのある人体』の形態把握と描き方を学ぶ。
授業の達成目標
人体の形態や特性を把握することは、絵画や彫刻にとどまらず、幅広い分野で必須項目である。
この授業では、描画材料の知識や動きのある人体の計測法・描画法を修得し、プロポーションを正確に把握した上で、クロッキーやデッサンを描くことを目指す。
〈※使用する描画用具/鉛筆、(木炭) その他〉
〈※使用する基底材(紙)/M画紙、白象紙、(木炭紙)/クラフト紙、クロッキー帳〉
授業科目の概要
人物デッサンでは静物デッサンとは異なり、いわゆる「ムーヴマン(動勢)」を把握し表現することが欠かせない。
そのために、クロッキーを適宜織り交ぜながら、生き生きとした形の描き方を身に付け、さらに、人体を描く上で重要な要素である「骨格と筋肉」について理解し、人体の自然な肌の色あいや、質感の描写表現について学ぶ。
基本的に2枚のデッサンを完成させることを軸に、多様な動きのあるポーズによるクロッキーを行い、クロッキーとデッサンを織り交ぜながら進行する。レクチャー(導入)では、描画材料の知識や使い方など、随時必要な解説を行う。
授業計画
第1週 [課題1]レクチャー、用具の解説、クロッキー。 
人体デッサンについてのレクチャー、簡単な用具の説明の後、動きのある多様なポーズのクロッキーを行う。 
第2週 ポーズの固定、描く場所の決定、下描き(エスキース)。 
ポーズを固定し自分の席以外の場所からもクロッキーを重ね、モデルと位置関係や形態が十分に把握できたら、
木炭紙大のクラフト紙を用いて下描き(エスキース)を行う。 
第3週 下描き(エスキース)を修正、画用紙(または木炭紙)を用いた描画。 
下描き(エスキース)の段階で十分に修正を行った後、木炭紙大の画用紙(または木炭紙)を用いてデッサンに入る。
対象をしっかり計測し、修正を加えながらデッサンする。 
第4週 デッサン。 
対象をしっかり観察し、修正を加えながらデッサンする。 
第5週 デッサン。 
対象をしっかり観察し、修正を加えながらデッサンする。(描き込み) 
第6週 デッサン。 
対象をしっかり観察し、修正を加えながらデッサンする。(描き込み) 
第7週 デッサン。 
対象をしっかり観察し、修正を加えながらデッサンを完成させる。(仕上げ・調整) 
第8週 講評会。 [課題2]レクチャー、用具の説明、学生をモデルにクロッキー。 
講評を行う。
講評後は作品を提出する。
人体デッサンについてのレクチャー、簡単な用具の説明の後、学生をモデルにクロッキーを行う。
 
第9週 ポーズの固定、描く場所の決定、下描き(エスキース)。 
ポーズを固定し自分の席以外の場所からもクロッキーを重ね、モデルと位置関係や形態が十分に把握できたら、
木炭紙大のクラフト紙を用いて下描き(エスキース)を行う。 
第10週 下描き(エスキース)を修正、画用紙(または木炭紙)を用いた描画。 
下描き(エスキース)の段階で十分に修正を行った後、木炭紙大の画用紙(または木炭紙)を用いてデッサンに入る。
対象を計測し、修正を加えながらデッサンする。 
第11週 デッサン。 
対象をしっかり観察し、修正を加えながらデッサンする。 
第12週 デッサン。 

対象をしっかり観察し、修正を加えながらデッサンする。(描き込み) 
第13週 デッサン。 
対象をしっかり観察し、修正を加えながらデッサンする。(描き込み) 
第14週 デッサン。 
対象をしっかり観察し、修正を加えながらデッサンを完成させる。(仕上げ・調整) 
第15週 講評会。 
講評を行う。
講評後は作品を提出する。 
授業時間外の学習
動きのある人体の構造について調べ、日常的な観察やクロッキーを行う。
テキスト(教科書)
なし。
参考書・参考資料等
参考作品等を随時提示する。
履修上の注意
2/3以上の出席がない場合は、単位を取得することができない。(欠格条件)
履修要件(必要スキル、GPA等)、人数制限等
28名、デッサンの経験の有無は問わない。
授業で使用するソフト等
 
成績評価の方法と基準および、それらの配分割合【%】
課提出された作品の課題点(70%)、講評会での発表・制作時の平常点(30%)として総合的に評価する。
課題に対するフィードバックの方法
講評会。
試験の実施方法(課題や作品提出/授業内テスト/15週の授業終了後の試験期間に実施 など)
課題作品の提出。
アクティブラーニングの内容(グループディスカッション,グループワーク/グループ制作,課題解決/調査/発見学習,講評時のグループディスカッション等)
講評時に、作者(発表者)とその他の学生(鑑賞者)との意見交換や、ディスカッションを通じて相互理解を深める。