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選択した講義科目の内容です

2025
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講義科目名称 :
領域横断選択演習B-202(静物デッサン)
英文科目名称 :
 
授業コード :
P1011 P1014 
開講期間 配当年 単位数 科目必選区分
半期  1  2  選択 
担当教員
植田 浩 
   実務経験:あり  アクティブラーニングの導入:あり  授業時間外学習時間:4時間/週 
添付ファイル
授業種類
ディプロマポリシーと当該授業科目との関連
■専門分野における発想や表現の基本的な能力の獲得
■自己の存在を認識し、創作・研究に向かうこと
■広く社会を認識し、深い創作・研究に向かうこと
■自らの創作・研究を他者に伝えるコミュニケーション能力の獲得
■分野を横断した視野を持ち、積極的に人や社会と関わる能力の獲得
授業形態【一つのみ選択】
○講義
●演習(実技科目、PJ、語学科目)
○実験・実習(教育実習、学芸員関連実習、フィールドワーク)
科目区分【一つのみ選択※教職/学芸員の科目は二つの場合あり】
□基礎科目
□基幹科目
■専門講義・実習科目
□領域別専門科目
□プロジェクト科目
□資格科目(教職課程)
□資格科目(学芸員課程)
授業のテーマ
静物モチーフの観察を通して、フォーム、陰影の理解を深める。
授業の達成目標
学生が対象を観察する術を理解し、かたち・明暗を正確に組み立てることができる。
学生が描画道具の特性を理解・技能を駆使し表現することができる。
学生が質感・空間を表現するために、光を取り込んだ画面作りができる。

基礎知識を習得しその他制作への展開が出来るようになる。専門性の高い制作においてもデッサンで学習したこと活かしを制作することができるようになる。
授業科目の概要
この授業では、デッサンとはどのようなものか理解し、物事や事象のとらえ方・表現するための技法の基本の習得をする。今日、文章から画像を生成するような技術も存在し、描画道具を使用せずタブレットなどで絵を描くことも身近になった。デッサンをするということに向き合い作品作りを通して、そのような局面でもより大切にすると良いこと、画面作りに関わる基本を学ぶ。また一朝一夕にはいかない事柄と向き合い乗り越えることで、問題を解決する力を習得する。また内容としては領域横断選択演習A-202の発展課題となる。
授業計画
第1週 単品を描くⅠ 
光に留意して描く。明暗を組み立てることを実践する。 
第2週 単品を描くⅡ 
光に留意して描く。質感を描くことを実践する。 
第3週 構成して描くⅠ 
光に留意して捉える。大小関係、台の確認方法を学ぶ。 
第4週 構成して描くⅡ 
明暗を組み立てることを実践する。 
第5週 構成して描くⅢ 
明暗を組み立てることを実践する。またデティールを描き完成させる。 
第6週 質感表現の向上Ⅰ 
構成から描写することを意識し、対象を捉える。 
第7週 質感表現の向上Ⅱ 
光がスムーズに捉えられていることに留意し表現をする。 
第8週 質感表現の向上Ⅲ 
明暗を組み立てることを実践する。またデティールを描き完成させる。 
第9週 見せ場の組み立てⅠ 
構成から見せ場を意図し、バランスよく対象を捉える。 
第10週 見せ場の組み立てⅡ 
光に留意して構造を捉える。描写し物らしさを捉える。 
第11週 見せ場の組み立てⅢ 
絵の中での主題に留意し、完成させる。 
第12週 表現幅を駆使して描くⅠ 
構成から見せ場を意図し、バランスよく対象を捉える。 
第13週 表現幅を駆使して描くⅡ 
明暗を組み立てることを実践する。またデティールを描きながらかたちを確認する。場面ごとでどういう在り方をすべきか考察する。 
第14週 表現幅を駆使して描くⅢ 
デティールを描きながら明暗の組み立ての確認をする。適切な表現幅が扱えているか考察する。 
第15週 表現幅を駆使して描くⅣ 
完成・講評会 
授業時間外の学習
授業前に描画道具に不備が無いよう準備しておくこと。
制作が思うように進まなかった際は授業後など加筆を行うこと。
テキスト(教科書)
特になし
参考書・参考資料等
必要に応じてプリントを配布する。
履修上の注意
 
履修要件(必要スキル、GPA等)、人数制限等
20名
授業で使用するソフト等
 
成績評価の方法と基準および、それらの配分割合【%】
提出された作品70%、実技制作過程での研究態度や方法、造形上の認識度や理解度の度合いを30%として総合的に評価する。
課題に対するフィードバックの方法
講評会を行う
試験の実施方法(課題や作品提出/授業内テスト/15週の授業終了後の試験期間に実施 など)
作品提出
アクティブラーニングの内容(グループディスカッション,グループワーク/グループ制作,課題解決/調査/発見学習,講評時のグループディスカッション等)
作品制作時・講評時のディスカッション