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選択した講義科目の内容です

2025
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講義科目名称 :
[PJ]和の伝統プロジェクトA[新カリ]
英文科目名称 :
 
授業コード :
L624 
開講期間 配当年 単位数 科目必選区分
前期  全学年  2  選択 
担当教員
濱田樹里(主担当)、梶野靖代、鈴木靖代、齋藤晴香 
   実務経験:あり  アクティブラーニングの導入:あり  授業時間外学習時間:4時間/週 
添付ファイル
授業種類
ディプロマポリシーと当該授業科目との関連
■専門分野における発想や表現の基本的な能力の獲得
■自己の存在を認識し、創作・研究に向かうこと
■広く社会を認識し、深い創作・研究に向かうこと
■自らの創作・研究を他者に伝えるコミュニケーション能力の獲得
■分野を横断した視野を持ち、積極的に人や社会と関わる能力の獲得
授業形態【一つのみ選択】
○講義
●演習(実技科目、PJ、語学科目)
○実験・実習(教育実習、学芸員関連実習、フィールドワーク)
科目区分【一つのみ選択※教職/学芸員の科目は二つの場合あり】
□基礎科目
□基幹科目
□専門講義・実習科目
□領域別専門科目
■プロジェクト科目
□資格科目(教職課程)
□資格科目(学芸員課程)
授業のテーマ
歴史的絵画の模写・仏教美術における保存修復事業を行い、文化財について研究する。
古典技法を活かした作品制作へも展開していき 様々な表現への可能性を探求するプロジェクトである。
日本画技法を通じて国際的な視点からの文化芸術を理解すること。
絵画・芸術(映像メディア表現・資料収集記録を含む。)表現の研究を行う。
授業の達成目標
千年以上も受け継がれてきた絵画様式である日本画技法を用いて絵画技法や和の装飾美について技術を習得できる。。
彩色技法基礎から歴史的絵画の模写・仏教美術における保存修復事業を行い、文化財について研究することができる。
授業科目の概要
仏教美術の理解を深め、歴史的価値のある絵画と向き合い、技法と数百年の時間の中で変化する絵画を 学生自身が熟覧し調査し 保存修復処理方法を検討する。古典技法を活かした作品制作へも展開していき 様々な表現への可能性を探求するプロジェクトである。日本画技法を習得し、自身の研究分野との関りや自国文化への関心等の研究の幅を学ぶ。国際的な視点でも日本画技法の魅力を研究し広く他者へ伝える。
授業計画
第1週 導入 
資料作成・材料研究 仏教美術の理解を深め、親鸞聖人絵伝・高雄曼荼羅・富士浅間神社(東郷町)天井画について学ぶ。 
第2週 基礎 
技法研究・絹本 保存修復処理方法等を学び、現状模写・復元模写について学ぶ。 
第3週 実制作・資料 
白描・資料作成・導入 復元模写について 
第4週 基底材・準備 
絹本準備 現状模写について 
第5週 線描き 
白描・資料作成・まとめ 技法材料について 
第6週 墨入れ 
写し・墨入れ・導入 
第7週 墨入れ・画材準備 
写し・墨入れ・まとめ 
第8週 彩色 地塗り 
彩色技術・導入・研究 
第9週 彩色 配色 
彩色技法・導入・研究 
第10週 彩色 制作1 
彩色・指導 
第11週 彩色 制作2 
彩色技法・古典技法 
第12週 彩色 制作3  
彩色研究・古典技法 
第13週 彩色 重ね塗り 配色 
彩色重ね 
第14週 仕上げ・確認 
彩色仕上げ 
第15週 まとめ・仕上げ 
まとめ・講評 
授業時間外の学習
資料収集・アイディア展開・課題制作の準備・調査
テキスト(教科書)
「日本画用語辞典」東京芸術大学大学院文化財保存学日本画研究室 東京美術
参考書・参考資料等
授業時に指示する。
履修上の注意
連絡報告事項を確認し事前準備を行う。観察観や描写力を養い、努力を惜しまず疑問な点は質問する事。
前期後期ともに受講可。
履修要件(必要スキル、GPA等)、人数制限等
美術表現領域以外の学生は15名限定。抽選あり。画材に関しては必要に応じて自己負担。美術表現領域学生は制限なし受講可。自身の画材とエリアでの授業を基本想定する。
授業で使用するソフト等
無し
成績評価の方法と基準および、それらの配分割合【%】
課題の作品提出は必須とする。提出された作品70%、実技制作過程での研究態度や方法、造形上の認識度や理解度の度合いを30%として総合的に評価する。
評価の詳細に関しては担当教員の評価基準に準ずる。実技授業において、課題提出は必須である。出席は授業実施回数の三分の二を基準とする。
課題に対するフィードバックの方法
課題に対し講評を行う。
試験の実施方法(課題や作品提出/授業内テスト/15週の授業終了後の試験期間に実施 など)
各課題について、作品講評・採点・提出を行う。
アクティブラーニングの内容(グループディスカッション,グループワーク/グループ制作,課題解決/調査/発見学習,講評時のグループディスカッション等)
制作時間内のグループディスカッションを行う。または講評時についてもディスカッションを取り入れる。