2024
講義科目名称 :
空間作法Ⅰ-A-2
英文科目名称 :
授業コード :
P629
開講期間
配当年
単位数
科目必選区分
半期
1年次
2単位
必修
担当教員
堀田 俊則、天野 良則
科目ナンバリング:9P1267
実務経験:あり
アクティブラーニングの導入:あり
授業時間外学習時間:4時間/週
添付ファイル
授業種類
ディプロマポリシーと当該授業科目との関連
■専門分野における発想や表現の基本的な能力の獲得
□自己の存在を認識し、創作・研究に向かうこと
□広く社会を認識し、深い創作・研究に向かうこと
□自らの創作・研究を他者に伝えるコミュニケーション能力の獲得
□分野を横断した視野を持ち、積極的に人や社会と関わる能力の獲得
授業形態
□講義
■演習
□実験・実習
科目区分
□基礎科目
□基幹科目
□専門講義・実習科目
■領域別専門科目
□プロジェクト科目
□資格科目(教職課程)
□資格科目(学芸員課程)
授業のテーマ
Fusion360:デジタル技術を利用したモデリング及び造形検討
Sketchup:建築インテリア分野で必要とされる3Dモデリング技術の習得及びプレゼンテーションの基礎。
授業の達成目標
Fusion360:3D CADを用いたモデリング技術の習得とコンピューターを活かした造形の基礎理解。
Sketchup:住宅や店舗など大規模なモデルを効率よく形にしていくモデリング手法の理解と習熟。
授業科目の概要
Fusion360:3DCADの基礎を身に着けた後に、アセンブリ等含めたステップアップした技術を習得する。また、コンピューターの計算による造形(コンピュテーショナルデザイン)の基礎を理解する。
Sketchup:特異な操作体系により、よりスピーディーに形を作成可能なSketchupを理解、習得するとともに、Twinmotionを用いたリアルタイムレンダリングを用いたプレゼンテーション技法を理解、習得する。
授業計画
第1回
Fusion360
ガイダンス:授業の目的と予定の確認。評価基準の確認。3D CAD (Fusion 360)の基本概念の理解と基礎演習。アカウント作成。
授業時間外の学習:アカウント作成
第2回
Fusion360
モデリングの工程理解、スケッチ演習
授業時間外の学習:授業の復習、スケッチ演習
第3回
Fusion360
基礎モデリング演習(スケッチ)、図面
授業時間外の学習:授業の復習、モデル追加、図面作成
第4回
Fusion360
基礎モデリング演習(押出と回転)、レンダリング
授業時間外の学習:授業の復習、モデル追加、図面作成
第5回
Fusion360
基礎モデリング演習(ロフト、スイープ)
授業時間外の学習:授業の復習、モデル追加、図面作成
第6回
Fusion360
アセンブリ演習1(複数モデルの理解)
授業時間外の学習:授業の復習、造形課題の制作
第7回
Fusion360
アセンブリ演習2(ジョイントとモーション)
授業時間外の学習:授業の復習、造形課題の制作
第8回
Fusion360
総合演習/プレゼンテーション
授業時間外の学習:課題提出モデルの作成
第9回
Sketch up
ガイダンス:授業の目的と方法および各種CADの説明。 評価基準の確認。Sketchupの基本操作1
授業時間外の学習:次回の授業までに、提示課題の準備
第10回
Sketch up
Sketchupの基本操作2 カフェのレイアウト
授業時間外の学習:課題内容の製作、復習
第11回
Sketch up
Sketchupの基本操作3 図面を読み込んで作ってみる
授業時間外の学習:課題内容の製作、復習
第12回
Sketch up
Sketchupモデリングテクニック1
授業時間外の学習:課題内容の製作、復習
第13回
Sketch up
Sketchupモデリングテクニック2
授業時間外の学習:課題内容の製作、復習
第14回
Sketch up
Sketchupモデリングテクニック3
授業時間外の学習:課題内容の製作、復習
第15回
Sketch up
Sketchupモデリングテクニック4
授業時間外の学習:課題内容の製作、復習
授業時間外の学習
授業計画書に記載
テキスト
Fusion360:使用しない。
Sketch up:使用しない。
参考書・参考資料等
参考書および参考資料は、授業にて紹介または配布する。
履修上の注意
インターネットにつながる状態のPC(Windows又はMac)を各自で準備し、各自でソフトをインストールする必要がある。約5年前より古いPCや性能の低いPCではインストールできなかったり、ソフトの動作が著しく遅くなるので、新しいPCを準備することが望ましい。
Sketch up:授業の進捗に合わせた復習を常に行い、各自課題のスケジュール管理をすること。授業時間厳守。
各自がCADに慣れるように毎回真剣に授業に向かう事。
人数制限、必要スキル
特に無し
授業で使用するソフト等
Fushion360、SketchUp、Twinmotion
成績評価の方法・基準
Fusion360:意匠性、造形性も考慮しつつ、主に技術的な理解度や実行力を重視する。
評価配分は、技術の理解及び実行60%、造形性、意匠性の高さ 20%、出席と学習姿勢20%
Sketch up:各段階で課題提出を行う。提出に遅れた者は減点。未提出があった場合は不可とする。
評価配分は、授業態度60%、提出物40%。
課題に対するフィードバックの方法
Fusion360:毎回の授業の中で理解や技術へのフォローを行う。内容の区切りごとに造形課題をまとめ、授業の中で個別に発表および講師からのアドバイスを行う。内容理解の早い学生においては、他の学生へのフォローの補助をしてもらうことで、今後は学生同士でも学習ができる環境を整備したい。
Sketch up:授業内にて講評、Teams内にて返却。